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正月

海外で違う新しい年の迎え方!世界の風習をチェック

お正月は世界中で迎えられても、その歴史は国によって違いがあります。

 

日本ではすでに仏教伝来の6世紀より前に新年のお祝いが行われていましたが、世界ではどのようにお祝いされていたのでしょうか。

有名なアメリカの新年

経済大国アメリカでは12月31日つまり大晦日からお祝いし始めます。最も有名なのはタイムズスクエアのカウントダウンイベントで、アメリカどころか世界中から多くの人が訪れ新年を祝います。

 

タイムズスクエアだけではなく、12時になると同時に近くにいる人とキスを交わし、蛍の光を歌うのがアメリカの正月の風習です。

 

親戚や友達同士でパーティを開き、12時ちょうどの合図と同時に挨拶をし、チャイム、ホイッスル、爆竹などを鳴らします。これは世界でもよく知られた正月の風景ですね。


スペインの新年はぶどう

世界ではアメリカのようなお祝いが多く見られますが、スペインは年越しに12粒のブドウ、時を知らせるための時計を用意するのが習わしです。

 

マドリッドにあるプエルタ・デル・ソル広場では12時の鐘と同時にブドウを12粒食べ祝いカヴァの乾杯をします。

 

これは鐘の音に合わせて1粒ずつブドウを食べることで願い事がかなうという正月ならではの風習によるものです。


スコットランドの正月

スコットランドではホグマニーという年越しで、12時の鐘を聞き届けると事前に選ばれたハンサムな長身の男性が家の扉を叩いて最初の一歩をもたらします。訪問者にはウィスキーと贈り物があります。

 

これは12月30日から1月2日まで行われエジンバラでは名物となっています。

 

その内容は、12月30日にたいまつを持って25000人の人が行進することに始まり、仮装をして寒いフォース川に飛び込むというものまであります。なお寒い川に飛び込む風習はオランダやロシアでも行われています。

ルーマニアなどの正月も面白い

世界のお正月は本当に面白いなと思いますが、ルーマニアではなんと本物の熊の毛皮をかぶります。しかもそのまま街中を練り歩くということが紀元前から行われているのです。

 

ほかにもエストニアでは1日7回食事をする、ドイツには日本の紅白歌合戦のような番組がある、など正月の面白さが伝わってきますね。あなたも興味のある国の新年を覗いてみませんか。

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