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寝正月

実は健康にいい!?寝正月の豆知識

寝正月は不健康!なんて言いう人もいますが、実のところどうなんでしょうか。寝正月と健康について考えてみましょう。

寝正月は筋肉の衰えにつながる

お正月はごろごろ過ごしたい、猫のようにコタツで丸まりたい、なんて考えている人もいるのでは?確かに自由ですし、お正月と言う特別感が人を幸せな気分にさせてしまうのかもしれません。

 

ところが気を付けないと筋力が一気に落ちてしまいます。と言うのも人は寝たきりになるとわずか2日で1年分の筋力が衰えると言われているからです。

 

寝ているということは筋肉を使っていませんから、宇宙空間に近い状態に筋肉を放置している状態です。

 

実際にNASAなどの宇宙開発機構では人を何日も寝たきりの状態にすることで体の組織変化や水分移動などを調査しています。そしてなにも使われない筋肉はどんどん衰えます。

 

ほんの少し寝ていただけなのに、と思うかもしれませんが、人は日常生活を送るだけでも1年間で1%の筋肉が衰えています。そして2日間寝た状態の人は2日で1%の筋肉が減っているのです。

 

また宇宙飛行士も宇宙空間では1日1%筋肉が衰えているというのですから驚きです。もちろん骨の量も減っていますから、寝正月が健康にいいというのは正しい生活リズムにのっとって寝た人だけにいえることなのです。


脂肪がたまりやすい寝正月の間違った方法

またお正月と言うとおせちやお雑煮など特別なお料理を食べる日でもありますね。寝正月を決め込んでいる人は食べたらすぐに横になるということもあるでしょう。

 

よく正月太りと言いますが、実はこれも不健康の始まりで、寝正月に関係しています。食べてすぐ寝る人は筋肉を使っていません。と言うのも重力に逆らった動きをしないからです。

 

ですから血液は内臓に集まりやすく、消化吸収もよくなります。蓄えられた脂肪は使われていませんから、当然溜まっていく一方です。

 

とくにお餅は炭水化物の中でもカロリーが高いので肝臓に溜まって脂肪になりやすいのです。健康的なお正月を送り、正月太りを防ぎたいなら、寝正月を正しく送って不健康を防ぎましょう。


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