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書初め

新年は日本武道館の書道大会に注目!

書初めの大会は全国各地で行われていますが、日本武道館でも開催されています。毎年多くの方が出品していますが、一体どのような雰囲気で行われているのでしょうか。

 

柔道や相撲、コンサートなどのイメージしかありませんが、お正月行事にも携わっているその様子を見てみましょう。


日本武道館の書初め大会とは

日本武道化は書道の普及、奨励に携わっており、月間書写書道の発行などを行っています。各イベントも催しており、その一つが全日本書初め大展覧会です。

 

52回目を迎えた今年も最高賞の内閣総理大臣賞をはじめ、日本武道館賞、文部科学大臣賞などさまざまな賞が授与されました。毎年1月初めに行われ。7000名近い人が参加しているおおきな行事なのです。

書初め大会はどのように進められる?

具体的な書初め大会の進行を見てみましょう。まず集められた作品の中から半数近くが予選を通過し、1月上旬に行われる本選へ出場します。平成26年に行われた大会では予選への参加は6535名、予選通過者は3298名でした。

 

1月5日午前9時より開会式が行われ、日本伝統である書道を世界に広めることにより一層の精進を重ねてほしいということが日本武道館会長から伝えられました。

 

書初め大会は準備も席書も、作品選びも片付けもすべて一人で行います。席についたら筆や墨を準備し、渡された半紙を広げ、太鼓1発の合図を待ちます。

 

終了は太鼓が2回打ち鳴らされ、選んだ作品を掲げて観客席へ披露します。


作品の提出方法と審査

日本武道館全体を使って行われる書初め大会の時間や審査についてですが、時間は24分で、課題語句を2枚書き上げます。

 

求められるのは幼児から中学生は丁寧さと力強さ、高校生から一般は行書や隷書といった自分の好きな書体を書きます。提出は2枚の内1枚ですが、観客のアドバイスを受けることはできません。

 

審査は翌日行われ、内閣総理大臣賞や日本武道館会長症など各賞が決まります。公募は9日に締め切りで10日後に審査会が行われます。

 

授賞式は別の会場で行われますが、2月中旬以降に日本武道館賞道場で展覧会が開催されます。書初めに慣れ親しんできた方も初めて吉書をしたという方もいますから、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

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