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初夢

縁起のいい初夢を見る方法あれこれ

初夢に思いをはせる人も多いですが、どうせならいい夢を見たいですよね。ではいい夢を見るにはどのような方法があるのでしょうか。

宝船と回文和歌を使った方法

定番の方法としては宝船に乗った七福神の絵を枕の下に敷いて眠る方法です。七福神はこの世の幸の象徴ですし、宝船は金銀財宝を大量に載せています。

 

帆船ですから順風満帆と言う意味も込められています。そんな絵を見て、枕の下に敷けばいい初夢が見られそうですね。

 

なおその時、千代紙や折り紙に

 

「なかきよの とおのねふりの みなめさめなみのりふねの おとのよきかな」

 

という回文の和歌を書いて入れておくといいでしょう。


イメージを膨らませる

少し専門的な話をすると明晰夢と言う方法があります。これは夢をコントロールしようというもので、夢の仕組みを知れば誰でもできるものです。

 

夢は脳幹の橋で作られます。アミン作動性ニューロンおよびコリン作動性ニューロンの2つから脳幹の神経回路は形成されており、レム睡眠の時に活動するかしないかで分かれています。

 

仕組み自体は分かっていませんが、この2つが夢にかかわっているということは明らかです。

 

初夢でいい夢を見るためには

 

  • 見たい夢についてメモを取り、ベッドの脇に置く
  • 寝る前に2〜3分そのメモを読み返す
  • 布団の中で明確にイメージする
  • 寝るときにその初夢をどれだけ見たいか自分の中で言い聞かせる
  • 起きても少し横になり、夢を思い出して書き出す

 

と言う方法があります。記憶が整理される中で夢が出てくると言われていますので、寝る前から起きた後までしっかり夢について考えてみるといいでしょう。

何事もポジティブにとらえよう

初夢をいいものにするには常にポジティブでいることです。嫌な夢を見たとしても、逆夢と言うこともあります。たとえば葬式や雪隠はいい初夢、と江戸時代から言われています。

 

ですから自分にとって嫌な夢でも、実はいい意味を持っていると考えてみましょう。もしどうしてもいやなイメージがぬぐいきれないときは縁起直しをするのも一つの方法です。このようにして新年にいい夢を見ませんか。


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