トップへ戻る

箱根駅伝

初心者にも解りやすい!予選から本番までのルールをご紹介♪

学生駅伝の最高峰といえば《箱根駅伝》ですね。毎年1月2日・3日に開催される箱根駅伝はお正月を彩る一大スポーツイベントです。

 

ここでは箱根駅伝を詳しく知らない方でも楽しめるよう、予選会から本番までのルールを解りやすくご紹介します。

予選会のルールとは?

箱根駅伝といえば大学駅伝の最高峰ですが、予選会があることをご存じですか?実はエントリーすればどの大学でも出場できる訳ではありません。

 

本大会には出場枠が21チーム分あり、前年大会で上位10チームにシード権が与えられ、「関東学生連合」に1枠が与えられます。つまり残りの10枠を予選会で争うということです。また予選会には予選会のルールがあります。

 

 

《予選会ルール》

  • 競技は駅伝形式では行わない。
  • 標準記録を持つ選手のみ出場できる。
  • 各校14人以内を登録し、当日は10〜12人が出走する。

 

予選会当日は全員で20kmを走り、各校チーム上位10名の合計タイムを算出します。その結果合計タイムのトップ10校に本大会の出場枠が与えられます。

 

 

箱根駅伝の予選会では本番のように駅伝形式では行わないというのは意外でした。とはいえたった10枠を多くの大学が争うわけなので、本大会に出場できるチームはとても優秀ということですね。


本番のルールは?

それでは箱根駅伝本番当日のルールについてご紹介します。

 

《コースに関するルール》

  • 往路5区、復路5区、合計10区を設けること
  • 往路・復路ともに同じコースであること
  • 中継場所は4箇所(鶴見・戸塚・平塚・小田原)

 

《選手に関するルール》

  • 1区から10区まで全て違う選手が走ること
  • メンバー登録を事前に行うこと

 

《優勝決定方法》

  • 優勝は「往路優勝」「復路優勝」「総合優勝」の3つ

※全区間区間賞の優勝または全区間トップ中継優勝の場合は「完全優勝」とする。

 

《往路ルール》

  • 1区には給水所を設けない
  • 繰り上げスタートを設ける

 

※往路の繰上げスタートはトップ選手とのタイム差が鶴見・戸塚では10分、平塚・小田原では20分を超えると次の区間選手は繰り上げスタートとする。

 

※繰り上げスタートとなった大学は棄権扱いとするが、オープン参加として引き続き走ることができる。

 

《復路ルール》

  • 6区には給水所を設けない
  • 往路タイムがトップと10分以上差があれば一斉スタート
  • 各中継所でトップと20分以上差があれば繰り上げスタート
  • 復路ゴール時点で決まるのは「総合優勝」
  • 「復路優勝」は全校ゴール後に算出して決定する

 

 

箱根駅伝のルールについて書き出してみると項目が多いように感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえればシンプルですよ。特に繰り上げスタートのルールを理解しておくと箱根駅伝をより楽しめることができます!

 

ぜひご紹介した内容を覚えて箱根駅伝の観戦をお楽しみ下さいね♪

関連ページ